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薄毛予防に運動は効果がある?理由や具体例、注意点もあわせて解説

この記事は約 7 分で読めます

運動は、薄毛を予防する方法のひとつです。「なぜ、薄毛予防に運動が効果的なのか」や、手軽にできる運動の具体例、運動時の注意点についても詳しく解説します。「運動によって薄毛を予防する方法」について気になっている方は、ぜひ参考にしてください。

薄毛予防に運動が効果的な理由

以下は、薄毛の予防に運動が効果的な理由です。

  • ストレス解消になるため
  • 血流を促進させるため

それぞれについて詳しく説明します。

ストレス解消になるため

薄毛の原因のひとつは、精神的なストレスです。ストレスがかかると交感神経が活発になり、血流が悪くなって、充分な栄養が頭皮に供給されなくなります。また、ストレスによって睡眠不足になると、成長ホルモンの分泌が減少し、髪の毛の成長が遅くなります。

そのため、定期的に有酸素運動などを行って、溜まったストレスを解消すると良いでしょう。

血流を促進させるため

同じ姿勢を続けていると筋肉に負荷がかかってしまいます。その結果、凝り固まった筋肉が血管を圧迫してしまい、血行不良を引き起こします。

発毛には、血液による栄養の供給が必要です。しかしながら、血行不良が継続すると充分な栄養が届かないため、抜け毛が増え、薄毛になる可能性があります。

運動を行うと血行が促進されるため、頭皮に栄養が安定的に供給されるようになり、髪の毛の成長が促されます。ストレス解消に加えて、「血行改善」という観点からも、定期的かつ適度な運動を行いましょう。

運動だけでは薄毛を改善しにくい

ストレス解消や血行改善から、薄毛に効果がありますが、薄毛を予防・改善するためには、運動だけでは不充分です。薄毛の原因は、運動不足以外にも、さまざまなものがあります。例えば、AGAで薄毛になっている場合は、男性ホルモンが原因となります。

そのため、原因にあった対策を行わなければなりません。具体的には、以下に示す対策も実践すると良いでしょう。

  • 食生活を見直す
  • 禁煙する
  • 睡眠時間を充分に確保する

偏った食事(糖質や脂質が多い、野菜やタンパク質が少ないなど)を続けていると、髪の毛に必要な栄養が不足し、抜け毛・薄毛の原因になるので、バランスの良い食事を心がけましょう。なお、無理なダイエットも、栄養不足に陥りかねないので避けてください。

また、禁煙にも取り組みましょう。喫煙によって血管が収縮し、髪の毛の成長に必要な栄養が充分に供給されなくなります。

睡眠の質を高め、睡眠時間を充分に確保することも大切です。睡眠中は、成長ホルモンが多量に分泌され、毛髪の成長を促します。睡眠の質を高める方法には、「適度な運動」「就寝2〜3時間前までの入浴」などが挙げられます。

手軽にできる運動の具体例

手軽にできる運動の具体例

薄毛対策には、以下に示すような有酸素運動(適度な負荷で、軽く汗ばむ程度の運動)がおすすめです。

  • ウォーキング
  • サイクリング
  • ストレッチ
  • 水泳

それぞれについて詳しく説明します。

ウォーキング

ウォーキングは、道具が不要で、誰でも簡単に始められる有酸素運動です。

ウォーキングの際は、ただ歩くのではなく、腕を振って大きく踏み出すことが重要です。「週に3回、1回30分」など、目標を決めて取り組みましょう。慣れてきたら少しずつ回数や時間を増やし、ウォーキングの強度を高めてください。

サイクリング

さまざまな場所をロードバイクなどで走行することも、手軽な運動として実践してはいかがでしょうか。

自転車を用意しなければなりませんが、ウォーキングよりも長い距離を移動できるため、住宅街や川、山など自然など、場所ごとに景色を楽しめます。また、気分転換にもなる場合もあります。

ストレッチ

血行不良は、肩こりや首こりの原因となるだけではなく、頭皮の環境にも悪影響を及ぼすため、ストレッチでほぐすことをおすすめします。

入浴後に肩や首などをほぐすと、頭皮の血行不良の改善に効果があります。ご自身にあった方法で、リラックスしながらストレッチを行いましょう。ポイントは、ゆっくりと息を吐きながら数秒静止することです。

水泳

水中では浮力があるため、地上よりも体に負担がかかりません。関節などに痛みを抱えている方であっても、運動できます。なお、「泳げない」「泳ぎが苦手」という場合は、水中ウォーキングがおすすめです。

なお、プールの水には塩素が含まれています。過剰に心配する必要はありませんが、塩素には「切れ毛や抜け毛を引き起こす」「皮脂を分解する作用がある(髪や頭皮の水分が奪われ、乾燥する)」といった性質があるので、水泳後にはしっかりと髪を洗いましょう。

運動を行う際の注意点

運動を行う際は、以下の点に注意しましょう。

  • 自分にあった運動を行う
  • 運動後は体を清潔にする

各注意点について詳しく説明します。

自分にあった運動を行う

上述したおすすめの運動は、いずれも有酸素運動です。無酸素運動(短距離走、激しい筋力トレーニングなど)では、体内で活性酸素が発生し、毛髪の細胞に有害な影響を及ぼす場合があります。

そのため、運動をする場合は、短距離走や激しい筋力トレーニングなどの無酸素運動ではなく、ランニングやウォーキングなどの有酸素運動を行いましょう。運動は、1度では大きな効果を得られないため、継続的に行うことが大切です。長く続けるために、自分にあった運動を選択しましょう。

運動後は体を清潔にする

運動中や運動後は汗をかきます。その結果、頭皮が「雑菌が増えやすい環境」になるので、そのままの状態で長時間過ごすべきではありません。運動後は速やかにタオルで優しく汗を拭き取り、体を清潔な状態に保ちましょう。強くこすると摩擦によって乾燥し、皮脂の過剰分泌につながるのでご注意ください。

なお、タオルで拭き取っても、完全に汗が除去されるわけではないので、シャワーを浴びることもおすすめです。

薄毛を予防・改善したい方は、定期的に適度な運動を行おう

運動には「ストレス解消になる」「血流を促進させる」といった効果があり、薄毛の予防・改善に役立ちます。

ただし、「運動だけをしていれば、薄毛を予防・改善できる」というものではなく、運動以外のさまざまな取り組み(「食生活の見直し」「禁煙」「充分な睡眠時間の確保」など)も欠かせません。
運動の具体的例には、「ウォーキング」「サイクリング」「ストレッチ」「水泳」などがあります。長く続けるために、ご自身に適した運動方法を選んでください。

また、運動を行うと汗をかくので、タオルでこまめに拭き、シャワーを浴びましょう。汗を放置していると、雑菌が繁殖しやすくなり頭皮環境が悪化します。
運動していても薄毛になった場合(あるいは、薄毛の進行が止まらない場合)は、医療機関に相談することも検討しましょう。

AGAオンクリでは、24時間365日、相談を受け付けています。オンラインで相談・診察が可能なので、薄毛に関して気になることがあれば、お気軽にご相談ください。

<専門家プロフィール>
志岐竜太
スポーツインストラクター
立川にある「LIFIT」の代表。
「30代〜50代の女性」のカラダ作りのサポートに力を入れて活動中。 5年間のトレーナー歴でこれまで10,000名以上のサポート経験があり、 「管理栄養士兼トレーナー」の強みを活かし「10年後も継続できる」健康を軸としたカラダ作りが強み。 
貸切空間でマンツーマンにてお客様の骨格や筋肉に合わせてフルオーダーメイドでトレーニングのサポートをしている。 また、必要に応じてパーソナルストレッチも導入し、動きやすい体に機能改善もしている。

スポーツインストラクター

以下のリンクから、当クリニックの相談の予約ができます。相談は無料ですので、AGA治療に興味のある方は以下のリンクよりお問い合わせください。