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パーマをかけて薄毛を隠すことには、いくつかのリスクや注意点があることをご存じでしょうか。本記事では、薄毛で悩んでいる方に向けてパーマで薄毛を隠すことは可能なのか解説していきます。そのうえで、パーマをかけないほうが良い方の特徴や、パーマをかける際の注意点についても詳しく解説するので、ぜひ参考にしていただきたいです。
目次
薄毛の状態でもパーマをかけて良い?
結論から言えば、薄毛の状態でもパーマをかけることは可能です。パーマをかけて髪の毛をふんわりさせると、薄くなっている部分が目立ちにくくなる場合もあります。ただし、薄毛の進行具合によっては、パーマでは隠しきれないこともあります。その場合には、ウィッグなどを利用することも選択肢として検討しましょう。また、パーマで使用する薬剤によっては、髪の毛に悪影響が生じる可能性があることも認識しておきましょう。
薄毛対策としてパーマをかけないほうが良い方の特徴
以下は、薄毛対策としてパーマをかけないほうが良い方の特徴です。
- ●頭皮に異常がある方
- ●パーマで使われる薬剤にアレルギーがある方
- ●薄毛が進行している方
それぞれについて詳しく説明していきます。
頭皮に異常がある方
頭皮に異常があり、角質層のバリア機能が低下している状態ならば、薬剤によって頭皮が荒れやすくなっているため、パーマはかけないほうが良いでしょう。
パーマで使われる薬剤にアレルギーがある方
パーマで使われる薬剤にアレルギーがある方は、パーマをかける際に注意が必要です。頭皮に触れると、アレルギー性接触皮膚炎が起こる可能性があるためです。どの成分が原因なのか一度パッチテストなどで調べてみましょう。そのうえで、アレルギーの原因物質が含まれていないパーマ液を使用すると良いでしょう。アレルギーの有無を確認しないでパーマをかけると、頭皮に異常が発生する危険性があります。
薄毛が進行している方
薄毛が進行していると髪の毛が足りず、パーマをかけてもカモフラージュができない場合があります。その場合はパーマをかけるのではなく、ウィッグの利用や薄毛治療を検討すべきでしょう。
薄毛の方がパーマをかける際に注意すべき点
薄毛の方がパーマをかける際には、以下の点に注意が必要です。
- ●髪の毛や頭皮に優しい薬剤を扱っている美容室を利用する
- ●パーマロッドにより、髪の毛や頭皮に負担がかかる
- ●パーマをかけて良いかを事前に医師に相談する
それぞれについて詳しく説明していきます。
髪の毛や頭皮に優しい薬剤を扱っている美容室を利用する
パーマ液にはさまざまな種類があり、製品ごとに含まれる成分が異なります。
低刺激、かつアレルギー原因物質が含まれない薬剤を扱っている美容室を利用すべきです。パッチテストでアレルゲンが判明している場合は、その物質が含まれているかどうかを確認してから施術を受けるようにしましょう。
パーマロッドにより髪の毛や頭皮に負担がかかる
パーマをかける際、ロッドを髪の毛に巻き付けるため髪の毛や頭皮に一定の負担がかかります。髪の毛や頭皮への負担が気にかかる場合は、美容師に対しきつく巻き付け過ぎないようにお願いするのがよいでしょう。ロッドを使用せず、指に巻きつけながら形を作るパーマもあります。
パーマをかけて良いかを事前に医師に相談する
過去に頭皮以外の部位の皮膚がアレルギー性皮膚炎になった経験がある場合は、事前に医師に「パーマをかけて良いかどうか」を相談すべきです。パッチテストを受け、パーマ液の成分に対してアレルギーがあると判明した場合は、パーマ以外の手段(薬による治療など)を検討してみましょう。
まとめ 薄毛の方がパーマをかける際は、リスクを正しく把握しておこう
本記事では、薄毛で悩んでいる方に向けてパーマで薄毛を隠すことは可能なのか解説いたしました。そのうえで、パーマをかけないほうが良い方の特徴や、パーマをかける際の注意点についても詳しく解説させていただきました。
薄毛の方は、パーマをかけてボリューム感を出し、カモフラージュをすると良いでしょう。ただし、「頭皮に異常がある」「アレルギーがある」「薄毛が進行している」といった事情がある方は、パーマ以外の選択肢(ウィッグの利用など)も検討すべきです。リスク・注意点を正しく把握したうえで、信頼できる美容師に薄毛隠しとしてのパーマをお願いしましょう。
なお、薄毛・抜け毛でお悩みの方はすみやかに医師に相談すべきです。AGA(男性型脱毛症)などが原因で薄毛になっている場合は、治療薬によって改善する可能性があります。
「AGAオンクリ」ではAGA治療を行っているので、一度、医師の診察を受けると良いでしょう。24時間365日、相談可能で、適切なアドバイスを受けることが可能です。ただし、パーマに対する相談(パッチテストなど)は行っていないのでご注意ください。