1. TOP
  2. コラム
  3. 頭皮にかさぶたができる原因とは?髪の毛への影響や対処法もあわせて解説!

オンクリコラム

column

疾患

頭皮にかさぶたができる原因とは?髪の毛への影響や対処法もあわせて解説!

この記事は約 6 分で読めます

頭皮にかさぶたができてしまい、その原因や頭皮・髪の毛への影響が気になっている方もいらっしゃると思います。

本記事では、頭皮にかさぶたができる原因をケースごとに解説していきます。そのうえで、かさぶたの影響や原因ごとの対処法も解説するのでぜひ参考にしていただきたいです。

頭皮にかさぶたができる原因

頭皮にかさぶたができる原因を説明していきます。

頭皮の湿疹や炎症

頭皮の湿疹や炎症が原因となり、かさぶたができる場合があります。以下ではかさぶたができる原因となる皮膚疾患を表で簡単に解説していきます。

                                                                               
皮膚疾患症状
脂漏性皮膚炎皮脂分泌が多い場所に起こる皮膚炎で、赤みやかゆみ、フケが出る。ひどくなると、かさぶたのようになることがある。
乾癬(かんせん)原因は完全には分かっていない。赤い発疹の上に、フケのような垢が付着し、はがれ落ちる症状がある。
白癬(はくせん)白癬菌というカビが皮膚に増殖して起こる感染症で皮膚が赤くなったり、痒くなることがある。
アトピー性皮膚炎皮膚のバリア機能が低下したところに様々な刺激やアレルギー反応が加わって起こると考えられている皮膚炎。かゆみを伴う湿疹が良くなったり悪くなったりを繰り返す。

外傷

「転んで頭を打った」「切り傷ができた」などの理由で、頭皮に傷ができるとかさぶたになる場合があります。かさぶたができた後に頭がかゆくてかきむしってしまうことで傷ができ、かさぶたとなるケースもあります。

頭皮の乾燥

シャンプーのしすぎや室内の乾燥が原因となり頭皮が乾燥すると、頭皮を守る皮脂や水分が少なくなり頭皮が荒れる原因となります。ドライスキンにも注意が必要です。また、紫外線や合わないシャンプーなどが原因で皮膚が乾燥することがあります。頭皮は乾燥するとかゆみを伴う場合があり、引っ掻き傷からかさぶたが生じる場合があります。

ストレスや生活習慣の乱れ

過剰なストレスが続いたり、睡眠不足や不規則な食生活など生活習慣の乱れがあると、頭皮環境に悪い影響を与える場合があります。それらの原因により、頭皮がかゆくなり掻きむしってしまうことなどで、かさぶたができる場合があります。

かさぶたが頭皮や髪の毛に与える影響

かさぶたが頭皮や髪の毛に与える影響を説明していきます。

頭皮環境を悪化させる

外傷がないのにかさぶたができてしまう場合は、頭皮環境が悪化している可能性があります。例えば、脂漏性皮膚炎の場合は皮脂の分泌量が過剰になっている、乾燥が原因の場合は皮脂のバリア機能が低下しているなどが挙げられます。頭皮環境の悪化をそのままにしてしまうと、髪の毛の成長にも影響を与える可能性があるので十分な注意が必要です。

炎症や傷口を広げる

かさぶたとともにかゆみがあり、掻いてしまうと状況が悪化するリスクがあります。細菌感染が原因である場合は、掻くことによって炎症が広がる可能性もあります。何度もかさぶたをかいてしまうことで、跡が残ったり、傷口が深くなったりする場合もあるので注意しましょう。 

頭皮にかさぶたができた場合の対処法

頭皮にかさぶたができた場合の対処法を紹介していきます。

医療機関を受診する

かさぶたの原因が頭皮の湿疹や炎症の場合は、医療機関を速やかに受診しましょう。頭皮トラブルでは、皮膚科を受診するのが一般的です。

ほかの症状がないか確認する

かさぶたの原因が外傷によるもので、すでにかさぶたができている場合は、患部を清潔に保っておけば問題のないケースが多いです。ただし、吐き気や嘔吐、意識障害、頭痛などほかの症状が伴うときは、脳神経外科を受診してみましょう。

シャンプーの方法を見直してみる

頭皮が乾燥している場合は、シャンプーの方法を見直してみましょう。見直し方としては、刺激の少ないシャンプーに変える、シャンプーの仕方、頻度を変えるなどの方法があります。あわせて、ドライヤーの方法を見直すのも良いとされ、ドライヤーを頭皮に近づけすぎない、当てすぎないなどのことを意識しましょう。

生活習慣を整える

生活習慣の乱れが頭皮環境の悪化に影響を与えている場合は、生活習慣を整えられるよう心がけましょう。睡眠時間を確保すること、散歩、ストレッチなど適度な運動は日々の生活において積極的に行いましょう。

頭皮にかさぶたができた場合の注意点

かさぶたができた時にやってはいけないことや、治療時の注意点を解説していきます。

かさぶたを剥がさない

かさぶたは皮膚組織が再生したら自然と剥がれ落ちるものなので、剥がさずにそのままにしておきましょう。無理にはがしてしまうと細菌感染の原因になってしまうほか、傷周辺の毛根が死んでしまうと髪の毛が生えなくなる原因となる可能性もある

原因によって受診すべき医療機関は異なる

かさぶたは原因によって受診すべき医療機関が異なるので注意が必要です。皮膚の炎症や湿疹が原因の場合は皮膚科を受診しますが、、頭皮環境の悪化とともに薄毛や抜け毛が併発しているときは、AGAの可能性も考えられるので、AGAの専門クリニックを受診することをおすすめいたします。

まとめ 頭皮環境が悪化した時は医師に相談しよう

本記事では、頭皮にかさぶたができる原因をケースごとに解説いたしました。またそのうえで、かさぶたの影響や原因ごとの対処法についても解説させていただきました。

頭皮にかさぶたができる原因には、頭皮の湿疹や炎症、外傷、頭皮の乾燥などの原因があります。それぞれ原因に合った対処を行うことが重要となります。頭皮のかさぶたは頭皮環境の悪化を示している場合もありますので、薄毛や抜け毛が伴う場合はAGAの専門クリニックに受診すると良いでしょう。AGA専門のクリニックに相談すれば、AGAについての悩みも相談することができます。

例えば、AGAオンクリでは下記のような診療を行っています。

  1. 医師へ相談でき、アドバイスを受けられる
  2. オンラインでのカウンセリング、診療となるので、自分の好きなタイミングで自宅から受診できる
  3. 無料チャット相談もあるので、いきなり医師の診察を受けるのは抵抗がある方でも相談しやすい

お悩みを抱えている方は、早めのご相談をおすすめいたします。

以下のリンクから、当クリニックの相談の予約ができます。相談は無料ですので、AGA治療に興味のある方は以下のリンクよりお問い合わせください。