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AGAの原因は?発症しやすい人の特徴や対策、治療方法などを具体的に解説

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AGAは加齢と共に発症する可能性が高い進行性の脱毛症です。原因に対して対策や予防を知っておくことが重要となります。本記事では、AGAやAGAの原因について解説していきます。

AGAとは

「Androgenetic Alopecia」の略称で、男性型脱毛症とも呼ばれます。発症の仕方は大まかに、頭頂部から薄毛になるタイプ・おでこの生え際から薄毛になるタイプ・前頭部から薄毛になるタイプの3種類があります。

日本皮膚科学会によれば、50代の約40%がAGAを発症していると言われています。AGAは進行性の脱毛症なので、自力で改善することは難しく、症状によっては専門性の高い治療が必要となります。

AGAの原因

AGAの原因の主はジヒドロテストステロンが増えることです。ジヒドロテストステロンは男性ホルモンの一種である「テストステロン」と、酵素の一種である「5αリダクターゼ」が結合して生まれるものです。

一般的に、男性の髪が生えて抜け落ち再び生えてくるまでの毛周期は3年〜5年で1サイクルと言われます。ジヒドロテストステロンは毛乳頭細胞の男性ホルモン受容体(男性ホルモンレセプター)に取り込まれ、毛周期を乱す原因となります。その結果、十分に育っていない髪が増えるために薄毛となってしまうのです。

AGAを発症しやすい人

AGAを発症しやすいかどうかは、その人の5αリダクターゼの活性度と男性ホルモンレセプターの感受性次第です。5αリダクターゼの活性度と男性ホルモンレセプターの感受性は、遺伝によって大きく左右されます。

父母どちらかが5αリダクターゼの活性度の遺伝子を持っていると、受け継がれる可能性があります。また、母方に男性ホルモンレセプターの感受性の強い方がいると、隔世遺伝で引き継がれる可能性もあります。ただし、両方の遺伝子を持っているからといって、必ず発症するとは限りません。

AGAなどの薄毛への対策

以下では、AGAや薄毛への対策方法を解説していきます。

栄養バランスの良い食生活を心がける

AGA対策として栄養バランスの良い食事を摂ることは重要と言えます。特にタンパク質やビタミン、亜鉛が髪の毛に良い栄養素です。肉類、魚介類、乳製品、卵などのタンパク質源や、ビタミン豊富な緑黄色野菜の他に、わかめ、ごま、ナッツ類などを日々の食事に多く取り入れられるよう心掛けましょう。

睡眠を十分にとる

睡眠中の身体は成長ホルモンを分泌し、身体の組織の修復を促します。髪の毛も修復するため、睡眠時間のとり方が不規則な方は、正しい生活リズムを送ることができるようにしまよう。例えば、「同じ時間に起きる」「ウォーキングなどの軽い運動を行う」「就寝直前のスマホを避ける」などを心がけると良いでしょう。

タバコや飲酒は控える

タバコはビタミンBやビタミンEを消費し、ニコチンによって血管を収縮させてしまいます。また、髪に必要な栄養素を消費し、栄養を運ぶ血流の流れを悪くする恐れもあると言われています。お酒を飲みすぎると肝臓で分解が間に合わなくなり、アセトアルデヒドという物質が血液に入り込み体内を循環します。

アセトアルデヒドは、ジヒドロテストステロンを増加させるため、AGAになる可能性も考えられます。過度なタバコや飲酒は控えるべきでしょう。

シャンプーやトリートメント方法を見直す

自分に合ったシャンプーやトリートメントを選べば、髪質や頭皮環境が向上する可能性があります。洗髪の時は爪を立てずに頭皮を洗うことを心がけると、頭皮が傷つきにくくなります。洗髪前のブラッシングや頭皮マッサージも血行促進につながります。
また、よくすすいで、シャンプーやコンディショナーの洗い残しを落とすことも重要で、シャンプーなどが頭皮に残ったままだと、頭皮環境の悪化に繋がることがあります。

AGAの治療方法

AGAを発症している場合は、基本的に専門的なAGAの治療が必要となります。AGAの治療は長期間続けていく必要があり、ランニングコストがかかります。以下では、AGAの治療の主な方法を解説していきます。

内服薬

AGAの一般的な治療方法は内服薬を用いての治療です。内服薬は一般的に「フィナステリド」「デュタステリド」「ミノキシジル」の3種類あります。それぞれフィナステリドとデュタステリドは抜け毛を防ぎ、ミノキシジルは発毛を促す、といった効果を持っています。

                                                                             
フィナステリドデュタステリドミノキシジル
効果Ⅱ型の5α-リダクターゼ*を阻害し、抜け毛を抑制する効果も期待できる。Ⅰ型とⅡ型の5αリダクターゼの働きを阻害し、抜け毛を抑止する効果も期待できる。血行を促進し、発毛を促す効果がある。
副作用勃起不全、射精不能、性欲減退(リビドー減退)、肝機能障害などプロペシアと同様の勃起不全、射精不能、性欲減退(リビドー減退)など初期脱毛、不整脈、動悸、めまい、血圧低下など

※ただし、日本でミノキシジル内服薬は未承認の薬です。

外用薬

ミノキシジルには患部に塗る外用薬があります。ミノキシジル外用薬は、認可済みの薬です。外用薬の場合、頭皮に塗った部分の発毛が促進されます。通院しなくても薬局で購入ができる場合もあります。

外科的治療

AGA専門クリニックによっては、HARG療法やメソセラピーなどの外科的治療も方法の1つです。具体的には、成長を促す成長因子などを頭皮に直接、注射やレーザーなどを使用して注入する治療のことを指します。

植毛

内服薬や外用薬は毛根が活動している状態なら効果を発揮する可能性がありますが、毛根がすでに活動していない場合などは、植毛が有効と言えます。具体的には、後頭部などの自身の髪の毛を移植する方法や、人工的な髪の毛を移植する方法などがあります。

AGA治療・対策のポイント

以下では、AGA治療や対策におけるポイントを解説していきます。

AGAの専門的な治療を受けられる医療機関を受診する

AGA治療は頭皮環境の改善や血行促進だけでは改善しにくく、原因に対す投薬治療が必要になるので、医療機関を受診すべきでしょう。医療機関を選ぶ際には、専門性が高く高度な治療を受けられるAGA専門クリニックが良いでしょう。

早めにAGA治療を受ける

AGAは進行性の脱毛症で、治療しないと薄毛が進行してしまいます。ヘアサイクルの回数は決まっているので、薄毛が進行すると治療を受けても改善されない可能性が高くなります。そのため、ヘアサイクルの回数が残っているうちに、治療を受けることが重要です。

AGA治療を継続して受ける

AGAは進行性の脱毛症で、治療によって進行をストップできても、AGA自体を治すことはできません。治療を止めてしまうとAGAがまた進行し始めて、髪が再び抜けるようになります。AGA治療を受ける時は、なるべく継続的に診察を受けられるクリニックを選ぶと良いでしょう。

まとめ AGAは原因を理解して早期に対策や治療を受けることが重要

AGAは年齢を重ねるごとに発症する確率が高くなる進行性の脱毛症です。発症前に対策することは可能ですが、発症した場合は専門性の高い治療を受けないと改善されません。

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※ただし、AGAオンクリでは外科的治療や植毛には対応していません。

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