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育毛剤

市販の育毛剤の効果や選ぶポイントは?使い方や注意点も分かりやすく解説

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育毛剤は育毛成分や価格帯など、ポイントを絞るのが選ぶ際のコツです。また、育毛剤にはより効果を実感できる有益な使い方があります。

本記事では育毛剤の効果や選び方、育毛剤の使い方、注意点、効果が実感できない場合の対処法を解説していきます。薄毛など髪の毛の悩みをお持ちの方や、育毛剤選びにお悩みの方にぜひ読んでいただきたいです。

市販の育毛剤の効果

まずは育毛剤と発毛剤の違いを知り、自分に合った方を選びましょう。発毛剤は、髪の毛を生やしたい人に向いている医薬品です。育毛剤は、今ある髪の毛を健康に保つための医薬部外品です。(医薬品の育毛剤もある)抜け毛を予防したい方は育毛剤を使用しましょう。

「頭皮の血行を促す」「清潔な状態を保つ」ことから、頭皮環境を改善して、今ある髪の毛の健康を保持する役割が期待できます。育毛剤は新たに髪の毛を生やす効果は少ないものの、1本1本の髪の毛を成長しやすくさせます。

市販の育毛剤の選び方

市販の育毛剤はいくつかのポイントを決めると、選びやすくなります。育毛成分が入っているかどうか、頭皮ケア可能かどうか、続けやすい価格かどうかなどのポイントを自分の中で考えてみましょう。上記のほかにも、スプレーやジェル、ローションといったタイプでも選ぶことができます。詳しくは以下より解説していきます。

育毛成分が含まれているものを選ぶ

育毛成分には、頭皮の血行を促すものや頭皮環境を整えるものなどがあります。健康な髪の毛を成長させるためには、頭皮の血行を促すことが良いとされます。その理由としては、頭皮の血行が良くなると、髪の毛全体に栄養が行きわたりやすくなるためです。血行を促進する成分はいくつもあるため、育毛剤の成分表示を見てみましょう。成分の種類はさまざまなため、複数の成分が含まれているものを選ぶと良いでしょう。パッケージなどで成分表示を確認しておくことも重要です。

頭皮ケアできるものを選ぶ

頭皮の皮脂が増加することで、薄毛の原因になる可能性もあります。育毛剤で頭皮ケアもできると良いでしょう。頭皮の環境を整えることも、薄毛予防のひとつであると言えます。頭皮の汚れやフケ、かゆみは炎症や乾燥、抜け毛につながる可能性があります。抗炎症作用が期待できる成分や、頭皮の乾燥を予防する保湿成分入りを選ぶと良いでしょう。
ただし、アルコール成分入りは皮膚のバリア機能が壊れる場合もあり、敏感肌などでは炎症が起きる可能性もあるので注意が必要です。頭皮の清潔が保たれていると頭皮の血行が良くなり、髪の毛が生える環境になりやすいといわれています。

続けやすい価格帯で選ぶ

育毛剤は数千円程度のものから、1万円以上するものまで、さまざまな価格帯のものが存在します。育毛剤は半年程度使用して、効果を判定するケースが多いです。半年以上使用しても問題ない程度の価格を選ぶと、続けやすいので予算を決めておくとより選びやすくなるでしょう。

市販の育毛剤の使い方

以下では育毛剤の正しい使い方を、詳しく解説していきます。

乾いた状態で使う

シャンプーで頭皮と髪の毛を清潔にしてから育毛剤を使用するようにしましょう。頭皮や髪の毛に汚れが残っていると育毛剤がうまく行きわたらない可能性があるためです。シャンプー後はすすぎ残しがないように注意することも重要です。また、シャンプーの回数は1日1回までに抑えましょう。
頻繁にシャンプーをすると、頭皮の乾燥や炎症の原因になることもあります。髪の毛を乾かす前や育毛剤を使う前に、指の腹で円を描いたり押したりしてマッサージを行うのも良いとされています。マッサージを行うことは頭皮の血行促進につながり、育毛剤の成分が行きわたりやすくなります。

頭皮に直接塗る

育毛剤は髪の毛ではなく、頭皮に直接塗るようにしましょう。育毛剤は頭皮の血行を促したり細胞を活性化させたりするもので、髪の毛に塗っても効果は期待できません。
鏡を見ながら、手で髪の毛をかきわけるようにして塗ると、全体にまんべんなく塗ることができます。頭皮にボトルの先を優しくトントンと当て、なじませるように使用してみてください。

市販の育毛剤の注意点

育毛剤は発毛剤に比べて副作用が少ないといわれています。しかし、体調やアレルギーによって副作用が出る可能性も否めません。育毛剤を塗ったあとは、充分に乾かさないと雑菌が繁殖しやすくなると言われています。また、いくつかの市販育毛剤を併用すると副作用が出る可能性も高まるので、併用は基本的に避けるようにしましょう。

副作用が出る可能性がある

育毛剤の副作用には、塗った部位の湿疹やかゆみ、かぶれ、赤み等があります。しかし、副作用が出るかどうかには個人差があり、必ず副作用が出る訳ではありません。
発毛剤に比べると、副作用が出る可能性は低いといわれています。成分が合わないことによる、アレルギー反応が出る可能性も考えられます。アレルギー反応をできる限り予防するため、はじめて育毛剤を使う前にはパッチテストを行いましょう。パッチテストで赤みやかゆみが出た場合はその育毛剤は使用せず、同じ成分も避けるよう注意しましょう。

育毛剤をつけたあとは必ず乾かす

育毛剤を塗ったあと、髪の毛は充分に乾かすよう心がけましょう。濡れたままにしておくと雑菌が繁殖し、頭皮の臭いの原因になる可能性もあるためです。ドライヤーで乾かすのではなく、自然乾燥させることが大切です。育毛剤の成分をできるだけ浸透させる目的があります。

複数の市販の育毛剤を併用しない

いくつかの育毛剤を組み合わせると、思わぬ副作用が出る可能性があり、頭皮トラブルにつながる恐れもあります。決められた量より多く使ったり、複数の育毛剤を使ったりしても効果が上がるとは限りません。適切な用法用量を守って使うことが重要です。

市販の育毛剤の効果が実感できない場合の対処法

育毛剤は頭皮の環境を良くし、今ある髪の毛の健康を保つことが目的です。成分が合っていなかったり、すでに薄毛が進行している場合は育毛剤では効果が出ない可能性もあります。その場合は「医師に相談する」「半年は経過観察をしてみる」といった対処法を試してみていただきたいです。

医師に相談する

皮膚科やAGA専門のクリニックでは、頭皮や薄毛の状態をチェックして適切な治療を提案してくれます。薄毛の状態によっては、育毛剤ではなく、発毛剤やほかの治療が必要な場合もあります。薄毛はガイドラインに沿った治療法があり、クリニックでは自分では分かりにくい育毛剤などの成分の効果判定もしてくれます。

半年経つまで育毛剤の効果がないか様子をみる

育毛剤を使い始めて1~2カ月の短期間では効果の有無は判断しにくいでしょう。ヘアサイクルから考えても半年は使用し、様子を見ることが重要です。ただし、頭皮に「かゆみ」「赤み」「湿疹」などが現れた場合は、半年を待たず使用を中止して皮膚科を受診しましょう。

まとめ 育毛剤の効果を実感できないときは、医療機関へ相談しよう

育毛剤は頭皮の環境を整え、今ある髪の毛の健康を保つものです。乾いた状態で頭皮に直接塗ることが、正しい使用方法といえます。ヘアサイクルに合わせて半年は使い、効果を判定しましょう。「効果を実感できない」「このまま使い続けるべきなのか」など、気になることがある場合は皮膚科やクリニックに相談することも重要です。適切なアドバイスを受けることができます。

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