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AGAの特徴とは?3つの進行パターンや原因、治療方法などを詳しく解説

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前髪や頭頂部が薄くなった場合、AGA(男性型脱毛症)の可能性があります。AGAの進行パターンには特徴があるので、気になる方はチェックしてみましょう。本記事ではAGAの特徴や原因、対策方法などを紹介していきます。

AGA(男性型脱毛症)の特徴

AGAとは、成人男性特有の進行性の脱毛症です。日本ではハミルトン・ノーウッド分類を元に、日本人に多い頭頂部からのAGAの進行を加えて、AGAの進行パターンが図表化されています。

AGA(男性型脱毛症)の特徴

AGAの進行パターンは大きく分けて3つあります。次の項で詳しく解説していきます。

M字型

額の生え際から進行するタイプは初期状態で自覚しにくく、他人からも気づかれにくいです。進行が進むと前髪の生え際がM字型になりはじめます。さらに薄毛が進行すると、M字が深くなり髪の毛のボリュームが少なくなり、最終的には頭頂部や後頭部まで薄くなります。

O字型

M字タイプに加えて、頭頂部も薄毛が見られる状態のことを指します。つむじまわりの髪の毛が抜けたり細くなったりすることから、つむじはげとも呼ばれています。

U字型

M字型とO字型が同時に広がっていくタイプをU字型と呼びます。薄毛の範囲が広いため、どの角度からも薄毛が分かってしまうのが特徴です。

AGA(男性型脱毛症)の原因

下記ではAGAの原因として挙げられるものについて解説していきます。

男性ホルモン

AGAの原因はジヒドロテストステロンが増えることにあります。ジヒドロテストステロンは男性ホルモンの一種である「テストステロン」と、男性らしい身体づくりに欠かせない酵素「5αリダクターゼ」が結合して生まれる成分です。

一般的に、男性の髪が生えて抜け落ち、再び生えてくるまでの毛周期は3年~5年が1サイクルといわれます。しかし、ジヒドロテストステロンが毛乳頭細胞の男性ホルモン受容体に取り込まれることにより、毛周期を乱す原因となります。そのため十分に育っていない髪が増えて薄毛となります。

遺伝

親族に薄毛の方が居ると、薄毛になる確率は高くなります。そもそも薄毛の原因は、テストステロンと5αリダクターゼが結合して脱毛することです。5αリダクターゼの活性度と男性ホルモンレセプターの感受性は遺伝する可能性があります。母方の祖父が薄毛の場合、AGAを発症する確率は高いと言われています。

生活習慣の乱れ

生活習慣の乱れはAGAの直接的な原因にはなりません。毛髪は身体のなかで余った血液によって作られます。生活習慣が乱れていると栄養が不足して、抜け毛が増えたり髪が弱くなったりすることがあります。生活習慣の乱れとして代表的ものは、以下のようなものです。

  • 栄養不足
  • 睡眠不足
  • 喫煙、飲酒

ストレス

ストレスはAGAの直接的な原因にはならないと考えられています。AGA発症の主な原因は遺伝的な影響である可能性が高いです。しかし、ストレスが溜まり自律神経が乱れていると血流が悪くなり、髪に栄養が届かなくなることもあります。

また、自律神経の乱れにより睡眠不足が続くと、発毛が阻害されます。AGA治療を継続的に受けて改善されない場合は、ストレス解消を行うと良いでしょう。

AGA(男性型脱毛症)の対策方法

以下ではAGAの対策方法として、挙げられるものについて解説していきます。

生活習慣を改善する

不規則な睡眠、喫煙、飲酒などは髪の健康に悪影響を及ぼします。まずは生活のリズムを整えてみましょう。
また、食事はバランスよく食べることを意識し、髪の毛に良い影響を与える栄養素を積極的に摂取するようにしましょう。

特にタンパク質やビタミン、亜鉛が髪の毛に良い栄養素とされています。肉類、魚介類、乳製品、卵などのタンパク質源や、ビタミン豊富な緑黄色野菜の他に、わかめ、ごま、ナッツ類などを日々の食事に多く取り入れられるよう心掛けましょう。また過度な喫煙や飲酒は控えると良いでしょう。

ストレスケアをする

自律神経が乱れていると血流が悪くなり、髪に栄養が届かなくなる危険性があります。また、自律神経の乱れにより睡眠不足が続くと、発毛が阻害されてしまうこともあります。そのため、ストレスケアとしてセルフケアを行うと良いでしょう。以下では、自律神経の乱れを整える方法を紹介していきます。

  • 日光を浴びる
  • 良質な睡眠をとる
  • 毎日湯船につかる
  • 軽い運動を行う
  • 食生活を改善する

正しいヘアケアを実践する

自分に合ったシャンプーやトリートメントを選べば、髪質や頭皮のコンディションを向上させることができます。洗髪の時は頭皮を洗うことを心がけると、毛穴が塞がらず清潔に保たれると考えられます。毛穴が塞がると育毛剤が吸収されず、頭皮の新陳代謝も上手くいきません。以下では、シャンプーのやり方を簡単に解説していきます。

  1. ①. ブラッシングをし、髪の滞りを解消する
  2. ②. ぬるま湯で、髪に付着したほこりや汚れを良く洗い流す。頭皮マッサージを同時に行うとなお良い。
  3. ③. 適量のシャンプーを手元で伸ばしてから、少量ずつ髪全体につけ、良く泡立てて洗う
  4. ④. 洗い残しが無いようにしっかりと丁寧にすすぐ。
  5. ⑤. リンスやコンディショナーで髪の表面をコーティングする。
  6. ⑥. ドライヤーを行う際には、一か所に当て続けないように気をつけながら、15㎝以上離して乾かす。

AGA(男性型脱毛症)の専門クリニックで治療する

AGAは進行性の脱毛症のため、自力での改善は難しいと言えます。投薬以外の外科的治療を受けられるケースがあるので、専門クリニックの受診を検討してみましょう。専門クリニックによってはオンライン診療に対応しているので、近くに専門クリニックがない方や、忙しい方でもAGAの専門的な治療を受けることが可能です。

AGA(男性型脱毛症)の治療法

以下ではAGAの治療法としては、挙げられるものについて解説していきます。ただし、クリニックによって受けられる治療内容に違いがあるので注意が必要です。

投薬治療

AGAの一般的な治療方法は投薬治療になります。使用される薬はミノキシジル・フィナステリド・デュタステリドの3種類です。

フィナステリド デュタステリド ミノキシジル
効果 Ⅱ型の5α-リダクターゼを阻害し、抜け毛を抑制する効果も期待できる Ⅰ型とⅡ型の5αリダクターゼの働きを阻害し、抜け毛を抑止する効果も期待できる 血行を促進し、発毛を促す効果が期待できる
副作用 勃起不全、射精不能、性欲減退(リビドー減退)、肝機能障害など プロペシアと同様の勃起不全、射精不能、性欲減退(リビドー減退)など 初期脱毛、不整脈、動悸、めまい、血圧低下など

・外科的治療

クリニックによっては外科的な治療も行うことが可能です。以下ではその詳しい内容について解説していきます。

・自毛植毛

自毛植毛とは、髪の薄い部分に自身の皮膚組織を植える施術です。違和感なく髪が増えたように見せられる可能性があります。抜けたとしても、自身の毛なので生え代わりや手入れが不要なのがメリットと言えるでしょう。

・メソセラピー

メソセラピーとは、AGAの改善に適した成分を頭皮に直接注入する施術です。投薬治療のみよりも効果を素早く実感できる可能性があります。

・LED照射

LED照射とは、高輝度LEDの光を毛乳頭細胞に当てて発達を促すと同時に、発達を阻害する因子を抑制するとされています。それは組織にダメージを与えず、皮膚表面のトラブルに良い影響を与える可能性があります。

まとめ  AGA(男性型脱毛症)には3つのパターンがあり、気になる場合は専門クリニックを受診しよう

AGAには3つの進行パターンがあります。

AGA(男性型脱毛症)の特徴

上記のパターンと比較して自分がAGAではないか、と疑問に思ったら専門クリニックへの受診を検討してみましょう。

AGAオンクリは24時間365日無料で相談可能です。AGAオンクリでは外科的治療は行っておらず投薬治療が中心となっています。予約からカウンセリング、診療、薬の処方までがオンラインで完結するのでクリニックへ行く必要がありません。
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