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AGAに効く飲み薬とは?種類や副作用、使用上の注意点まで詳しく解説

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AGAを治療する方法には、内服薬や飲み薬があります。飲み薬でAGAを治療できるのか、副作用などがないか心配に思う方もいるかもしれません。

本記事では、AGAの飲み薬の種類と副作用のほか、使用上の注意点を解説します。さらに、AGAの飲み薬を個人で輸入するのが危険な理由についても紹介しますので、AGAを飲み薬で治療したいと考えている方はぜひ参考にしてみてください。

AGAの飲み薬の種類と副作用、使用上の注意点

AGAの飲み薬には、以下のような種類があります。

  • フィナステリド
  • デュタステリド
  • ミノキシジル

「フィナステリド」「デュタステリド」「ミノキシジル」は成分名であり、これらを使った薬はジェネリックを含めて無数に存在しています。本項目ではそれぞれの特徴と起こりうる副作用、使用上の注意点をそれぞれ解説しますので、AGA治療の参考としてお役立てください。

フィナステリド

フィナステリドは、AGAの進行を抑える内服薬です。髪の生え変わり周期である「ヘアサイクル」を正常化させる効果も期待できます。フィナステリドは成分の名前であり、フィナステリドを有効成分として含む内服薬には「プロペシア」や「フィンペシア」などがあります。
元々は、前立腺肥大や前立腺がんなどの治療に用いられていたものです。治療に使われていた際、患者に毛髪の成長が確認されたことから、フィナステリドがAGA治療に役立てられるようになりました。その後の研究でも毛髪の成長が認められたため、現在もAGA治療薬として重宝されています。

・フィナステリドの使用で起こる可能性がある副作用

フィナステリドの使用で起こる副作用には、以下のようなものがあります。

  • 性欲の減退
  • ED
  • 抑うつ
  • 肝機能障害

フィナステリドが男性ホルモンに作用することに伴い、EDをはじめ男性機能低下などが挙げられます。副作用が起こるケースは極めて稀ですが、起こりうることは把握して使用する必要があるでしょう。

・フィナステリドを使用する際の注意点

フィナステリドは、20歳未満や女性は服用できません。さらに経皮吸収されるリスクがあるため、素手で触れるだけでもNGです。20歳未満の方が服用できない理由は、男性ホルモンを抑制する働きがあるからと言われています。また、胎児の成長に悪影響を与えるおそれがあるため、女性が服用することもおすすめできません。

デュタステリド

デュタステリドは、薄毛の進行の抑制や発毛・育毛を促す効果が期待できる成分のことです。グラクソ・スミスクライン株式会社が開発した「ザガーロ」というAGA治療薬などに含まれています。
当初は前立腺肥大症の治療薬の有効成分として開発されたものですが、使用している患者にAGAの改善効果が見込まれたため、AGA治療薬として処方されるようになりました。デュタステリドはフィナステリドよりも効く型が多いことが特徴です。

・デュタステリドの使用で起こる可能性がある副作用

デュタステリドの使用で起こる副作用には、以下のようなものがあります。

  • 肝機能障害
  • 性機能不全
  • 精液量の現象
  • 頭痛
  • 抑うつ

デュタステリドの使用で起こる副作用も、フィナステリドと同じく男性機能低下が挙げられます。副作用が起こる可能性は低いものの、リスクがあることは把握しておくことが大切です。子どもを望んでいる場合は、治療の前に医師に相談したほうがよいでしょう。

・デュタステリドを使用する際の注意点

デュタステリドもフィナステリドと同じく、未成年や女性は服用できません。また、素手で触れるだけでも経皮吸収されるおそれがあるため、触れることもNGです。取り扱う際には充分に注意しましょう。

ミノキシジル

ミノキシジルは、代表的なAGA治療薬の一つです。もともと高血圧患者の治療薬として1979年から使用されていました。その際の副作用で「多毛」が認められ、1988年には薄毛治療薬として承認されています。ミノキシジルには、髪の成長を促す発毛作用や、毛乳頭細胞に働きかけて髪の成長を促進する作用があります。

ミノキシジルには、外用薬と内服薬があります。一般的にミノキシジル内服薬は、医療機関でしか処方されません。内服薬は体内の血中から薬効を発揮するため、外用薬よりも高い発毛効果が期待できると考えられています。

・ミノキシジルの使用で起こる可能性がある副作用

ミノキシジル内服薬の副作用には、以下のようなものがあります。

  • 初期脱毛
  • 動悸・息切れ
  • 頭痛
  • めまい
  • 手足や顔のむくみ
  • 多毛症
  • 肝機能障害
  • 心疾患等

体内に直接取り入れる内服薬は、上記のような副作用を起こすおそれがあるので注意してください。

・ミノキシジルを使用する際の注意点

ミノキシジルは女性も使用可能ですが、使用は慎重にならなければなりません。日本皮膚科学会のガイドラインによると、女性向けのミノキシジル外用薬は濃度1%が推奨されています。妊娠中もしくは妊娠の可能性がある方、授乳中の女性のミノキシジル内服薬服用はNGです。胎児と母乳に影響を及ぼすリスクがあるため、特に女性は注意が必要です。

ミノキシジルには外用薬もあり、外用薬・塗り薬は、頭皮に直接塗布するタイプです。内服薬と同様の効果が期待でき、内服薬よりも副作用が出にくいと言われています。副作用が懸念される場合や、塗り薬の方が合う場合は外用薬もぜひ検討してみてください。

AGAの飲み薬を個人輸入するのは危険

AGAの飲み薬は個人輸入でも手に入りますが、偽造品や偽薬も多いのが難点です。万が一、健康被害が起きた時に補償を受けられないなどのデメリットがあるため、おすすめできません。そのため、必ず医療機関で処方されたものを飲むようにしてください。
厚生労働省でも安易な個人輸入は行わず、必ず医療機関を受診し、医師の処方により正しく服用するよう注意喚起しています。症状に合った治療薬を使用しないと効果を実感できないという面でも、個人輸入はNGです。AGAクリニックを受診し、医師の診断を受けてみましょう。

飲み薬による治療を検討しているならまずは専門クリニックへ

AGAの飲み薬は、医療機関で処方されたものを服用することを指しています。AGAは進行性であり、自力での改善は難しいです。AGAと診断されて改善を目指す場合は、専門のクリニックで治療を受けましょう。

AGA専門クリニックとはAGA治療に特化したクリニックのことです。AGAに関する悩みを気軽に相談しやすいので、不安や心配を抱えている方は積極的に利用してみてはいかがでしょう。専門クリニックのなかには通院が必要なく、オンラインで診療を受けられるところもあります。オンライン診療であれば、忙しくてもスマホがあれば医師に診てもらえます。気軽に相談できるAGA専門クリニックを探している方は、オンライン診療も検討してみてください。

医師に相談して自分に合ったAGAの飲み薬を見つけよう

AGAの飲み薬には、フィナステリド・デュタステリド・ミノキシジルを使用したものがあります。それぞれの成分の特徴や起こりうる副作用は異なるため、使用する前に把握しておきましょう。AGAと診断された場合、AGAは進行性のため、症状を改善したい場合は専門クリニックに相談することをおすすめします。

クリニックに通う時間がなかなか取れない場合は、オンライン診察を検討してみてください。なかでもAGAオンクリは、予約した時間にスマホからアクセスするだけで診療が受けられます。カウンセリング、診察などは全て無料です。気軽に髪や頭皮についての相談もできるので、ぜひ一度AGAオンクリを予約してみましょう。

以下のリンクから、当クリニックの相談の予約ができます。相談は無料ですので、AGA治療に興味のある方は以下のリンクよりお問い合わせください。