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AGAとタバコの関係性とは?喫煙による髪の毛や薄毛治療への影響も解説

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タバコに含まれる成分の作用で全身から頭皮の血行不良につながり、薄毛になるおそれがあります。また、タバコはAGAに関わるジヒドロテストステロンというホルモンを産生させ、髪の毛の成長に必要な栄養素も多く消費してしまいます。

本記事では、タバコが髪の毛に及ぼす悪影響と、タバコがAGA治療に及ぼす影響について解説します。タバコと薄毛や抜け毛の関連が気になる方は、ぜひご一読ください。

タバコはAGAの原因物質を増加させる

AGAは、5αリダクターゼと男性ホルモンのテストステロンが結び付き、ジヒドロテストステロンが増えることによって発症します。ジヒドロテストステロンは、AGAの原因物質と言われています。5αリダクターゼとテストステロンが単体で増えることは、薄毛に大きく影響しません。ジヒドロテストステロンが増えることによりヘアサイクルが乱れ、薄毛につながります。

ジヒドロテストステロンが増える原因は、ホルモンバランスの乱れやストレスなどがありますが、喫煙もその一つです。「薄毛が気になり始めた」という方は、喫煙の習慣を見直したほうがよいかもしれません。

タバコによる髪の毛への悪影響

タバコには、AGAの原因になる悪影響がいくつかあります。タバコに含まれるニコチンやタール、一酸化炭素は頭皮の血行不良につながります。タバコを吸う人は吸わない人に比べてジヒドロテストステロンが増え、有害物質と対抗するために多くのビタミンCが使われます。実際にどのような悪影響があるのか、以下で詳しく説明します。

タバコに含まれる成分で頭皮の血行が悪くなる

タバコにはニコチンやタールなどの化学物質が含まれており、煙には一酸化炭素も含まれています。ニコチンは全身の血流を悪くする作用があり、一酸化炭素も身体を酸欠状態にさせます。全身の血行不良は頭皮の血行不良にもつながり、髪の毛の毛根は毛細血管から十分な酸素や栄養素をもらえなくなります。酸素や栄養素が十分にもらえない状態が続くと、新しい髪の毛が生えにくくなり、薄毛につながることは覚えておきましょう。

AGAに関与する男性ホルモンが増える

喫煙者は非喫煙者に比べると、ジヒドロテストステロンの割合が14%高くなるという研究結果があります。先述のように、ジヒドロテストステロンは髪の毛の成長サイクルを乱します。髪の毛の成長サイクルが乱れると、新しい髪の毛が生える前に抜けてしまい、薄毛につながるのです。毛根が無くなるわけではありませんが、産毛が残る程度になり、薄毛が目立つようになります。
引用:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/7962322/

タバコによりビタミンCの消費が増える

タバコの有害物質に対応するため、身体の中では活性酸素が大量に発生します。活性酸素の作用は、毛母細胞の働きを弱めることです。健康的な頭皮環境を保つには、毛母細胞を活性化させる必要があります。活性酸素の働きを抑えるのは、ビタミンCです。
そのほか、頭皮や髪の毛の健康を保つ働きがあるため、発毛を促すにはビタミンCが欠かせません。しかし、タバコを吸うことで体内では多くのビタミンCが使われてしまいます。そのため、本来必要な場所にビタミンCが行き届きません。タバコを吸い続ければ健康な髪の毛が保ちにくくなり、どんどん薄毛が進行するおそれがあるでしょう。

タバコによるAGA治療への影響

AGA治療には投薬治療や植毛、育毛メソセラピーなどがあります。ところが、いずれも治療しながら喫煙を続けると、十分な効果が得られず悪影響を及ぼす確率も高いです。本項目では、タバコがAGA治療に及ぼす悪影響を解説します。

投薬治療の効き目を低下させる場合がある

AGAの投薬治療には、ミノキシジルやフィナステリドを使用するものがあります。発毛剤のミノキシジルは血流を良くして発毛を促し、フィナステリドは5αリダクターゼを抑制する効果が高いものです。しかしタバコは全身の血行を悪くさせ、AGAの原因であるジヒドロテストステロンも増やしてしまうリスクがあります。そのため、投薬治療を受けながら喫煙すると、投薬治療の効果が得られにくいでしょう。

自毛植毛の治療効果が十分に得られない可能性がある

自毛植毛を受けたあとも、健康な髪の毛のサポートをするための習慣が必要です。タバコを吸うと血管が収縮して血流が悪くなり、栄養や酸素が届きにくくなります。自毛植毛を行っても頭皮に定着しにくく、抜けやすい髪の毛になってしまいます。また、植毛の手術後の傷はタバコで治癒を遅らせてしまうリスクがあるので、理解しておきましょう。

メソセラピーで注入した栄養素がしっかり行き届かない可能性がある

メソセラピーとは、発毛のために必要な栄養素や成分を直接頭皮に注入する治療法です。タバコを吸って全身の血行が悪くなると、頭皮の血行不良にもつながります。血行不良は、酸素や栄養素が十分に行き届いていない状態です。そのため、タバコを吸うとメソセラピーで注入した栄養素や成分が行き届かず、効果に悪影響を及ぼすおそれがあります。

タバコとAGAの関係が気になる場合はAGAオンクリへ相談を

タバコに含まれるニコチンやタールは、全身の血行不良を招き、AGAに関与するジヒドロテストステロンを産生させ、頭皮や髪の毛に必要なビタミンCを多く消費します。そのため、AGA治療の効果が十分に得られないかもしれません。タバコとAGAの関係や薄毛についてお悩みの方は、医師へ相談する方法もあります。

AGAオンクリでは、AGAについて医師に相談でき、アドバイスや治療を受けられます。24時間いつでも相談でき、治療もオンライン上で完結するためプライバシーを保ちながら治療が可能です。治療費用も明確で分かりやすいため、続けられる可能性が高いでしょう。薄毛でお悩みの方は、一度AGAオンクリへ相談してみることをおすすめします。

以下のリンクから、当クリニックの相談の予約ができます。相談は無料ですので、AGA治療に興味のある方は以下のリンクよりお問い合わせください。