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頭皮にできるかさぶたの原因とは?できてしまった時の対策方法も解説

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頭皮にかさぶたができてしまうと、痒みを伴う場合もあるため厄介に感じるでしょう。 どのように対策すれば良いか悩んでいる方も多いと思います。

本記事では、頭皮にできるかさぶたの原因と、その対策方法について解説 していきます。頭皮のかさぶたで悩む方は、ぜひ参考にしていただきたいです。

頭皮にできるかさぶたの原因とは

頭皮にできるかさぶたの原因はいくつか考えられます。それらを以下で解説していきます。

外傷

頭皮に怪我をした場合、患部にかさぶたができます。どこかにぶつけるなどの物理的な怪我のほか、爪を立ててシャンプーをしてしまったり、痒くてかきむしってしまったりしても傷になる可能性があります。

乾燥(乾燥肌)

単純に肌が乾燥している状態でも、かさぶたはできやすくなります。 頭皮の乾燥の原因としては、摩擦・紫外線・シャンプーが合っていないこと、ストレス、睡眠不足、食生活の乱れなどが挙げられます。
また、ストレス・睡眠不足・食生活の乱れなどによる頭皮環境の悪化が原因となって、かさぶたが生じる場合もあります。 他にも乾燥から痒みが生じ、引っ掻いてしまったことでかさぶたになるなど、かさぶたには様々な原因が考えられます。

体質

アトピー体質や乾燥しやすい方の場合、頭皮に炎症が起こることがあるため、かさぶたができるリスクが高くなります。体質的にかさぶたができやすい方は、他の原因が合わさると頭皮の炎症などが悪化してしまう可能性があるため、注意が必要です。

乾癬

乾癬とは、炎症性角化症というものに分類される皮膚疾患のことを指します。乾癬の症状は、円形や楕円形の赤みができ、その上に銀白色の細かいかさぶたができるというものです。かゆみも出やすいうえ、頭皮だけでなく全身に症状が現れるケースもあります。皮膚疾患の中でも治療が難しいとされており、症状が軽くなったかと思えば再度悪化する、という経過を繰り返します。

脂漏性皮膚炎

脂漏性皮膚炎とは、皮脂の分泌が過剰になることで、皮膚の常在菌の一種「マラセチア」が異常に繁殖してしまい、そこから炎症が起こる疾患です。頭皮や顔などの皮脂分泌が盛んに行われる部位にできやすいと言われています。ふけのように剥がれ、初期段階ではかゆみを感じないことが多いため、気が付きにくいという特徴があります。

アトピー性皮膚炎

肘やひざの内側をはじめ、皮膚がやわらかいところに炎症が起こりやすいと言われています。皮膚の赤みやブツブツ、かさぶたができるなどの症状が見られます。かさぶたは皮膚を指先で掻いた際に漏出した体液によって生じます。前述した通り、体質的にアトピー性皮膚炎の方は頭皮にかさぶたができやすいと言えるでしょう。

トンズランス感染症

トンズランス感染症とは、トリコフィトン・トンズランスという真菌(カビ)による外国から持ち込まれた感染症のことです。柔道やレスリングなどをしている方に発症することが多いと言われています。かゆみや白癬症、ふけ、かさぶたなどが症状として挙げられます。 

頭皮のかさぶたの対策方法

頭皮にかさぶたができた場合、どのように対策すればよいのか解説していきます。

ストレスケアをする

ストレスによりかさぶたができてしまっている場合は、ストレスを軽減させるための対策が必要です。趣味や好きなこと、自分がリラックスできることを見つけましょう。
例えば、ショッピング、釣り、音楽活動、漫画を読む、ゲーム、美味しいものを食べるなどの趣味も有効といえます。 また、ウォーキングやヨガなどの運動も、健康的でリフレッシュできるため取り入れてみると良いでしょう。

規則正しい生活をする

前述したように、睡眠不足や食生活の乱れなどは頭皮環境の悪化を引き起こすため、かさぶたの原因になり得ます。 睡眠時間の確保、規則正しい食事などを意識しましょう。疲れを溜めないようにするほかにも、しっかりと入浴して体をリラックスさせることも大切です。

肌に合ったシャンプーを使う

肌に合っていないシャンプーを使い続けることで、かさぶたができてしまっている可能性があります。そのため、シャンプーを変えるのも一つの手です。皮脂をとり過ぎると皮脂分泌が過剰になってしまう原因になります。また、強すぎる成分のシャンプーは避けるべきでしょう。
皮膚の乾燥を防止するなら、保湿系のシャンプーの使用がおすすめです。また、髪を乾かす際には熱風が頭皮に直接当たるとダメージになるため、ドライヤーを当てすぎないことも大切です。

頭皮にかさぶたができても剥がさない

痒みがあると気になるかもしれませんが、かさぶたをかきむしったり、剥がす行為は避けましょう。かさぶたを剥がすと治りが遅くなります。 また、髪を洗う時にも、かさぶたが剥がれないように優しく指の腹で洗うよう心掛けましょう。

頭皮のかさぶたが治らない場合は医療機関へ

対策をしても頭皮のかさぶたが治らない場合は、何らかの病気である可能性が考えられます。かさぶたができたら剥がす、ということの繰り返しになっていると、癖になり治療に時間がかかることがあります。 放置せずに、医療機関で診てもらいましょう。 気になる場合は医師に相談してみてください。

頭皮のかさぶたが気になる場合は医師に相談しよう

頭皮にかさぶたができてしまった場合には、乾燥・外傷・脂漏性皮膚炎・アトピー性皮膚炎などさまざまな原因が考えられます。対策をしても治らない場合は、何らかの疾患が原因である可能性があります。早く治したい、原因がわからないなど気になる場合は医療機関に相談しましょう。

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