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AGA治療は一生続く?完治が難しい理由や薬の種類、注意点などをご紹介

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AGA(男性型脱毛症)を発症している方は、「一生、治療を続けなければいけないのだろうか」という疑問をお持ちかもしれません。そこで本記事では、AGAの完治が難しい理由を解説した上で、進行を遅らせるための治療薬や、AGA治療の注意点についてご紹介していきます。

AGAの治療は一生続く

AGAは進行型の脱毛症です。しかし、適切な治療をすれば、以前の毛量に戻せる場合があります。ただし、治療を中断すれば再び薄毛になってしまいます。「一定期間治療すれば完治する」というものではなく、長期的に付き合う必要があることを知っておきましょう。

AGAの完治が難しい理由

テストステロンが5αリダクターゼによりジヒドロテストステロンに変換されることがAGAの原因です。薄毛はジヒドロテストステロンによってヘアサイクルが乱されて徐々に進行していきます。テストステロンが存在する以上、ジヒドロテストステロンが発生するのをゼロにすることは困難と言えるでしょう。
実は、前頭部や頭頂部に存在する5αリダクターゼの量は遺伝的に決まっています。遺伝的に多い方は、AGAを発症しやすくなります。

AGA治療によって、進行を遅らせることは可能

AGAを完治させることは困難ですが、発毛を促したり、進行を遅らせることは可能です。具体的には発毛を促す薬を内服・塗布したり、進行を抑制する薬を内服したりすることで、薄毛を改善することができます。AGA治療薬については、次の章以降で詳しく説明していきます。

AGA治療薬の種類

AGA治療で使われる主な薬は、以下の3種類です。

  • ミノキシジル
  • フィナステリド
  • デュタステリド

各治療薬について詳しく説明していきます。

ミノキシジル

内服薬と外用薬があります。ミノキシジル内服薬は国内未承認ですが、医師の判断によって処方される場合があります。血管拡張作用によって血流をスムーズにするほかに、髪の毛の成長に関わる毛乳頭細胞に作用して、発毛を促進させる効果が期待できます。

フィナステリド

内服薬で、Ⅱ型の5αリダクターゼの働きを阻害する効果が期待できます。5αリダクターゼⅡ型は前頭部や頭頂部に多く見られ、AGAの初期段階やAGAの進行が緩やかな場合などに用いられることが多いです。

デュタステリド

内服薬で、Ⅰ型・Ⅱ型両方の5αリダクターゼの働きを阻害する効果が期待できます。5αリダクターゼⅠ型は、前頭部や頭頂部以外にも多く見られ、薄毛が広い範囲に及ぶ場合や、、進行している場合などに使用されることが多いです。

AGA治療の注意点

AGA治療を受ける場合は、以下の点に注意しましょう。

  1. 長期的に続けなければならない
  2. トータルで多額の治療費がかかる
  3. AGA治療の時間を確保しなければならない

各注意点について詳しく説明していきます。

AGA治療は長期的に続けなければならない

AGA治療は対症療法であり、根本療法ではありません。治療を中断すると、再び薄毛になる可能性が高いと言えるでしょう。一時的にAGA治療によって薄毛が改善されたとしても、遺伝的な要因が変化したわけでは無いため、長期的に治療を継続する必要があります。

トータルで多額の治療費がかかる

治療が長期に及ぶことで、トータルで多額の治療費がかかることになります。価値観が変化し、薄毛が気にならなくなったら減薬や治療を終了することも検討してみましょう。

AGA治療の時間を確保しなければならない

AGA治療を行うと、定期的に薬の処方や診察をしてもらう必要があります。薬を内服したり、塗布したりするための時間確保も必要です。1回あたりの時間は短くても、長期間治療していると大きな時間的ロスが生じてしまいます。

AGA治療は長期間続くので、受診しやすい医療機関を選ぼう

AGA治療は完治が難しいため、一生付き合うことになるでしょう。しかし、治療によって進行を遅らせることは可能です。AGAや薄毛が気になっている場合は、専門のクリニックで治療することも選択肢のひとつと言えます。

AGAオンクリなら、24時間365日オンラインで診察や薬の処方を受けられるので、長期的に治療を継続しやすいです。また、365日24時間相談可能で、医師から適切なアドバイスを受けることができます。

以下のリンクから、当クリニックの相談の予約ができます。相談は無料ですので、AGA治療に興味のある方は以下のリンクよりお問い合わせください。