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「AGAの治療を受けると多毛症になる」と聞き、不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。本記事では多毛症の特徴に加え、AGA治療で多毛症になるのかについても解説します。多毛症の原因となりうるミノキシジルの内服薬・外用薬の違いなども紹介しますので、AGA治療を始めようか悩んでいる方はぜひ参考としてお役立てください。
目次
AGA(男性型脱毛症)の治療を受けると多毛症になる?
AGA(男性型脱毛症)自体に多毛症になる要素はありません。しかし、AGAの治療薬である「ミノキシジル」の副作用で多毛症になったり、体毛が濃くなったりすることがあります。
ミノキシジルには発毛を促進する効果があるため、人によっては高い効果が発揮されるかもしれません。AGA治療による副作用の有無には個人差があるので、治療薬を服用する際には充分に気を付けるようにしましょう。
多毛症とは
多毛症は、男女を問わず、体のあらゆる部分で体毛の量が増える病気です。体毛が増えることに加え、基本的にはそれほど目立たない箇所の体毛が増えたケースは、多毛症が発症しているかもしれません。
ホルモンバランスに変化が生じて男性ホルモンが多くなる病気を抱えていると、男性型多毛症が発症する場合があります。がんの特定の合併症、重篤な全身性の病気、皮膚疾患、特定の薬剤の使用など、男性ホルモンの濃度に影響を与えない疾患でも引き起こされるリスクがあることも覚えておきましょう。
ミノキシジルの副作用で体毛が濃くなる部分
ミノキシジルの副作用で体毛が濃くなる箇所には、以下のような部分があります。
- 髭
- 眉毛
- 鼻毛
- 耳毛
- 手足の指
- すね毛
- 胸毛
ミノキシジルの副作用は、全身にかけて生じるおそれがあります。場合によっては顔の産毛が濃くなることもあるでしょう。
ミノキシジルには毛母細胞の分裂を活発にさせる働きがありますが、毛髪だけでなく全身の体毛にも影響を与えます。ミノキシジルを服用すると確かに全身の体毛は濃くなりますが、「毛髪が全く生えてこない」というケースはほとんどありません。
ミノキシジルの副作用で体毛が濃くなった時の対処方法
ミノキシジルの副作用は、誰にでも起こりうるものです。もしミノキシジルの副作用で体毛が濃くなった時は、次のような対処方法を試してみてください。
- ミノキシジルの服用を中止する
- 剃毛・脱毛する
上記の対処方法をとるべき理由について詳しく解説しますので、万が一の場合は実践してみてください。
ミノキシジルの服用を中止する
副作用の対策として簡単なのは、ミノキシジルの服用を中止することです。ただ、服用をやめると薄毛やAGAがさらに進行してしまうリスクがあります。
AGAは進行性の症状なので、何かしらの対策をしなければ薄毛が目立つようになります。ミノキシジルの服用をやめる際は、医師に相談しましょう。医師に相談すれば、投薬以外で薄毛を改善する方法を模索できるかもしれません。
剃毛・脱毛する
多毛症により生えてきた毛を剃毛・脱毛するのも一つの対策です。体毛が気になるのであれば、ミノキシジルで治療をしながら、脱毛サロンや医療脱毛に通ってケアを行うのがおすすめです。
ただし、人によっては脱毛の施術を受けることで「体毛が増えた」「体毛が硬くなった」と感じる方もいます。もし、同時に脱毛の施術を検討している場合は、充分に注意しましょう。
ミノキシジル内服薬と外用薬の違い
ミノキシジルは成分の名前で、発毛作用が認められる薄毛治療薬の1つです。内服薬と外用薬それぞれにミノキシジルが含まれた薬があり、どちらも特徴や副作用が異なります。続いて、内服薬と外用薬それぞれの特徴について解説しますので、正しい知識を身につけてください。
ミノキシジル内服薬
一般的にミノキシジル内服薬は、医療機関でしか処方されません。内服薬は血中から薬効を発揮するため、外用薬よりも高い発毛効果が期待できるでしょう。
また、成分の浸透率が高いことから、外用薬と比べて体毛への影響が大きいと言われています。ミノキシジル内服薬の副作用は、多毛症以外に以下のようなものがあります。
- 初期脱毛
- 動悸・息切れ
- 頭痛
- めまい
- 手足や顔のむくみ
- 肝機能障害
- 心疾患
内服薬を服用するときは、医師の指導に従って適切に使用してください。内服薬は直接身体に取り入れるので、頭痛やめまいなどの副作用を起こしやすくなります。もし気になる症状が出たら、迷わずにすぐに専門の医師に相談しましょう。
ミノキシジル外用薬
ミノキシジル外用薬は医療機関で処方される塗り薬のほか、市販品では発毛剤として流通しています。頭皮に直接塗るタイプが多く、手軽に手に入れることができます。ミノキシジル外用薬の副作用には、以下のようなものがあります。
- かゆみや赤み
- 発疹
- 皮膚炎
- ニキビ
上記のような症状が発症しやすいものの、外用薬の使用で多毛症にはなる可能性は低いと言われています。ただし、外用薬は直接肌に塗るため、頭皮トラブルなどに悩まされるおそれがあります。肌に合わないと感じたら速やかに使用をやめ、医師に相談しましょう。
AGA治療薬ミノキシジルの副作用で多毛症になる場合がある
AGA(男性型脱毛症)自体に多毛症になる要素はありませんが、AGA治療薬である「ミノキシジル」の副作用で多毛症になるおそれがあります。ミノキシジルは内服薬と外用薬があり、内服薬は成分の浸透率が高いことから、外用薬と比べて体毛への影響が大きいと言われています。
AGAは進行性のため、改善を目指すなら専門クリニックでの治療が必要です。AGA治療を検討するなら、オンラインでAGA治療が受けられるAGAオンクリをぜひ検討してみてください。AGAオンクリは、オンライン診療なので通院は一切必要ありません。スマホから簡単に診療を受けられるのも、うれしいポイントです。
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